今世紀最大の企業スキャンダルー売上高13兆円、当時全米第7位の巨大企業がなぜ46日間で崩壊したのか?1985年の設立以来、エネルギー業界の規制緩和の波に乗り、急成長を遂げた巨大企業「エンロン」。しかし、2001年、エンロンと子会社との癒着問題を報じたウォールストリート・ジャーナル紙の記事がきっかけとなり、株価が大暴落。その後、粉飾会計、不正経理、不正取引などが次々に明るみに出、その報道からわずか46日後には破綻に追い込まれる。負債総額2兆円、失業者は2万人にものぼるといわれ、今世紀最大の企業破綻スキャンダルと騒がれた。
↧